1980年生まれ
二児の父
経歴
エンジニアとしてのキャリアを中心にプロダクトオーナー、スクラムマスターとして、
ソフトウェア開発からデータセンターの運用、ビジネス向けWebサービスの立ち上げから運用、エンジニア組織のマネジメント、DXの推進などを行ってきました。
私が小学生の頃、世界にはたくさんの問題がありました。川も海も汚染され、赤潮が発生していました。都会は排気ガスに溢れ空気が黒ずみ、森林は伐採され、酸性雨がさらに森林を枯らし、ゴミは不法投棄され野焼きされるのが当たり前で、フロンガスがオゾン層に穴を開けていました。現在ではこれらの問題は様々な取り組みがなされ改善はされていますが、小学生だった私は「世界を悪くしたい人はいないはずなのに、なぜ悪くなっていくのだろう」と思っていました。
月日が経ち、私はエンジニアとなりSRE(Site Reliability Engineering)と出会いました。SREというのはシステムの運用をいかに持続可能な状態にするかというエンジニアリング分野です。いくつかの原理と原則がありますが、その中にあったのは「今日よりも明日を良くする時間が必要」という当たり前なのになかなか守られない原理でした。それだけを守っていればいつか必ず良くなる。それを守るためにすべきことは関わる人が同じ目標を持つことです。
私はSREを実践するエンジニアの育成に力を注ぐようになりました。そうしているうちにこのSREの原理原則はシステムだけでなく人でも組織でも運用と呼ばれるものがある全てに当てはめることができることに気がつきました。
小学生の私の疑問はエンジニアリングによって解決できると思っています。
インターネットが社会の基盤になり、AIが実用的になった今がまさに社会のあり方を変えるタイミングだと思います。まずは私の住んでいる大田区から始めるために立候補しました。